皆様には日頃より格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、私こと猿橋健蔵は、令和7年1月29日付の取締役会において、故世古哲久の後任として、代表取締役社長に就任いたしました。
皆様のお陰で当社はコンシューマゲームを主力とするメーカーとして30年以上の歴史を歩んでまいりました。
ゲームメーカーとして、すべての源泉はIPにあり、強いIPの創出こそ我々が常に追求すべき課題と考えております。
これまで、IP創出のための課題に向き合い、解決に取り組んでまいりましたが、私はその中でもブランド戦略の策定及びその向上に注力をいたします。
一般的なブランドの定義は様々ですが、私自身はブランドとは我々のものではなく、ユーザーが当社に期待する姿であると理解しております。
そして、これまでの歴史を踏まえ、当社に求められるブランド価値を以下のように定めます。
- 世界観にこだわるゲーム制作
- プレイヤーがゲーム内データをつき詰めていくシステム設計
これらのゲーム制作を通じて、ユーザーに対して「心に突き刺さるゲーム体験」を約束します。
この価値と約束を守るため、ユーザーとの直接的なコミュニケーションの拡充や、ナンバリングだけに頼らないIPの創出など、我々にしかできない挑戦を続けていきます。
日本一ソフトウェアでなければ体験できないことがある、と求められる企業となるべく、これからも邁進してまいります。
今後とも関係各位のご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
株式会社日本一ソフトウェア 代表取締役社長 猿橋健蔵