皆様には日頃よりご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
お陰様で弊社は令和5年7月12日に設立30周年を迎えました。厳しい経済環境の中、弊社が永く存在できたことは、多くの皆様方のご厚情の賜物と、心より感謝申し上げます。
さて、この度私こと世古哲久は、令和5年7月1日付け取締役会において北角浩一の後任として、社長に就任いたしました。
この節目にあたり、改めて、創業者の北角浩一より受け継いだ想いを引継ぎ、今後も社業に尽力し、付加価値額の最大化に努めてまいります。
そして、弊社が取り組むべき課題は、引き続き強力なIP(知的財産)を作り出すことだと考えております。
その為に今まで以下の課題に取り組んでまいりました。
- プログラムのライブラリーを自社で用意する
- 斬新な企画を提案できるようにする(社内企画公募制度など)
- 企画の重点項目を定義する
- 仕様書の重点項目を定義する
- グラフィック技術を向上させる
- バグやゲーム性に対する品質の向上に取り組む
- ブランド戦略を考える
いずれも「言うは易く」の内容と思いますが、努力を積み重ね、これらの能力を向上させること、そしてこれらを循環させることが、強力なIP(知的財産)を生み出すことにつながると信じております。
これらの課題を解消し国内販売20万本を超えるIP(知的財産)を作り出すこと、そして30年という節目を迎えるにあたり、永続企業として次世代の50年、100年へとつなげていくことが私の責務と考えております。
世界中のゲームプレイヤーの皆様、お取引先様から愛される企業となるためにも、これからも関係各位のご指導、ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社日本一ソフトウェア 代表取締役社長 世古哲久