魔界就職相談所 ~ラハール様に聞け!!~

◆ケース⑥【コンシューマゲームの開発に恋い焦がれるプリニーFさんの場合】

ここは魔界。今日も迷えるプリニーが人生の岐路に立っていた。

プリニーF「うーん……ッス。うーん……ッス。うーん……ッス。」

ラハール様「うんこか?」

プリニーF「ち、違うっスよ。仕事のことで悩んでるんスよ。コンシューマ―ゲームの開発者に憧れてゲーム業界に就職できたところまでは良かったんスけど──5年前に会社の方針で全力でソーシャルアプリゲームの開発にシフトすることになったんスよ。確かに今の日本はアプリゲーム全盛期。会社の方針もわからないでもないッスけど、やっぱり少し寂しいッスよね。あー……。久しぶりにコンシューマ―ゲームの開発を思いっきりやりたいッス!!!!」

ラハール様「愚か者!!!!!!」

プリニーF「ひっ!?いきなり怒られたッス!!すみませんッス! すみませんッス!これからも会社の方針に従い、組織の歯車として自分を押し殺して──」

ラハール様「いや、そうじゃなくてだな……。思いっきりコンシューマ―ゲームを開発したいなら、約束の地・岐阜へゆけ!!」

プリニーF「ぎ、岐阜ッスか……?」

ラハール様「そうだ。岐阜には日本一ソフトウェアがある。同社は今後もコンシューマ―ゲームを中心にゲーム開発を続けることを宣言している。しかも、開発中のコンシューマ―ゲームの7~8割方が続編ではなく、なんと、オリジナル企画らしいぞ。」

プリニーF「それはまた……。このご時世になんて無謀ッスね。」

ラハール様「確かに無謀かもしれん。だが、良いではないか。だって、コンシューマ―ゲームが大好きなんだもん!!」

プリニーF「おお!? 言い切った!!」

ラハール様「まあ、そんなこと言いながら、来年にはソーシャルアプリゲームの開発に全力でシフトしているかもしれんがな……。」

ここは魔界。今日もまた一匹、迷えるプリニーに新たな人生の道が拓けたという……。